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私立高校入試から公立高校入試へ 志望校最終決定の時期迫る

 1月22日(金)から24日(日)にかけて県内私立高校の入学試験が行われました。22日と23日が試験の集中日で、高校からの募集を行う県内私立高校47校すべてが、両日またはどちらか1日で試験を実施しました。

 22日から24日までの3日間で予定されたすべての入試日程(コロナ対応等の追試験は除く)を終えた学校が13校あります。また、1月中にすべての日程を終える学校が8校あります。

オンライン対応などで私立高校への期待増す

 埼玉県学事課の発表によると、県内私立高校の総募集人員は1万4503人(前年度比51人増、内部進学者を除く)となっています。1月13日現在の応募者は、前年度より6064人多い6万266人でした。(なお、ここで言う応募者は「のべ人数」です。1人が2校に応募したような場合は2人とカウントされます)。

 各私立高校募集担当の先生方からは、「今年は例年よりも“単願”希望者が増えている」という声が聞かれます。実際、12月に行われた希望調査でも公立高校希望者が前年比マイナス1.9ポイントであったのに対し、県内私立は前年比プラス1.3ポイントとなっており、私立高校単願希望者の増加を裏付けています。

 私立高校希望者の増加については、国の支援金や県の補助金が充実してきた結果、公立高校との学費格差が縮まり、私立高校を選びやすくなったという背景もありますが、「コロナによる臨時休校が長引く中、いち早くオンライン指導に切り替えるなど、私立の対応力が評価された」(私立高校関係者)という見方もあります。

公立高校第一希望者は素早い切り替えが必要

 公立高校が第一希望の受験生は、いよいよ志望校最終決定の時期が迫ってきました。併願私立高校の試験が終わり一息入れたいところですが、できるだけ早く気持ちを切り替え、公立入試に全力を傾けなければなりません。

 コロナの影響を受け、出題範囲が縮小されるなどの措置がとられますが、あくまでも部分的な変化であり、全体傾向に大きな変化はないと見られています。

 過去問練習をベースに、弱点の補強と得意分野・得意教科のさらなるレベルアップを図り、志望校合格を勝ち取りましょう。(教育ジャーナリスト・梅野弘之)

 

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