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高校生が考えるSDGs みらい甲子園埼玉初開催

最優秀に生理教育

アクションアイデアを披露する「生理用品×学校」のメンバーら=10日午後、上尾市の上尾市文化センター

 

 高校生が国連の持続可能な開発目標(SDGs)を探求し、社会課題解決に向けたアイデアを競う「SDGs QUEST みらい甲子園」(実行委主催、埼玉新聞社共催)の埼玉県大会ファイナルセレモニーが10日、上尾市の上尾市文化センターで開かれた。同セレモニーにはファイナリスト12チームが参加。最優秀賞には生理などの性教育をテーマにした筑波大学附属坂戸高のチーム「生理用品×学校」が輝いた。同チームは「SDGs QUEST みらい甲子園」の全国交流会に出場する。
 同大会は、高校生がチームを結成し、考案したSDGsの課題解決のためのアイデアをアピールするもの。埼玉大会は今大会が初開催で、これまでは全国各地のエリアごとに行われてきた。54チーム204人がエントリーし、最終審査に進出した12チームがファイナルセレモニーに進んだ。
 企業賞の武蔵コーポレーション賞には麦わらストローを使った取り組みを考案した不動岡高の「ドリーみー」、日本工業大学賞は、ウクライナ避難民についてのアイデアを発表した筑波大学附属坂戸高の「HFUP」が選出。優秀賞は、パラスポーツとの共生社会について発案した大宮国際中等教育学校の「パラスポーツ振興委員会」が選ばれた。
 最優秀賞の「生理用品×学校」は、月経教育や性教育に興味がない人にも触れてもらうための具体的なアクションを提示。路上ワークショップの開催を掲げ、生理に関わりがない人や興味だけで終わってしまう人にも見てもらうためのアイデアを披露した。
 同チームの3年関川あかりさん(18)は「授賞できると思っていなかった。これまでやってきたことが証明されたのかな」と喜びを見せた。
 実行委員長で女子栄養大副学長の武見ゆかり教授は「若い方々には遠慮せず自分たちの考えを発表したり提言したりしてほしい。そして取り組みを行う仲間を増やしてもらえれば」と呼びかけた。

 各ファイナリストは次の通り。
 HFUP(筑波大学附属坂戸高)▽SAKAE Beavers(埼玉栄高)▽未来への一歩(朝霞高)▽生理用品×学校(筑波大学附属坂戸高)▽ドリーみー(不動岡高)▽細田’s eggs(細田学園高)▽世界を救うニョー!(大宮開成高)▽廃プロ(細田学園高)▽芸総魂(芸術総合高)▽all for world(大宮開成高)▽B.L.T.(大宮開成高)▽パラスポーツ振興委員会(大宮国際中等教育学校)

 

=埼玉新聞2024年3月12日付け10面掲載=

 

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学校の特徴~学校からのメッセージ~

2023年4月、総合学科30期生が入学し、総合学科開設から30年が経ちました。普通教科と農業・工業・情報・課程・福祉・商業・国際などの多様な専門教科の中から、自身の興味関心や生き方に合わせて自分だけの時間割をつくって学習を進めていきます。また、3年間にわたる探究活動カリキュラムが充実しています。キーワードは主体性、多様性、協働、社会貢献など。普通科とは違った探究を軸にした3年間を君に。

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