地場産米で満点の味
花咲徳栄高校食育実践科が開発した「アスメシ飯(ハン)バーガー」の試食会と一般販売会が加須市役所で開かれ、大橋良一市長らが試食した。昨年11月に東京・二子玉川ライズで開かれた「第10回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の決勝大会で特別賞を受賞したライスバーガー。大橋市長らは味わいながら功績をたたえた。
大会に出品したアスメシ飯バーガーは高さ10㌢。加須産米「彩のきずな」に狭山茶を混ぜたバンズ、ベーコン巻きポークパテ、鶏肉を浮野みそとマヨネーズで漬け込んで焼いたハム、ピクルス、しゃくし菜漬けなどを加えた。試食会と販売用は、大会出品の半分の大きさのミニサイズで行った。
作ったのは岡田彩瑛(さえ)さん(17)、名久井愛実(あみ)さん(17)、田中悠絢(はるか)さん(17)の2年生。3人は「うまいもんガールズ」を名乗り、うまいもん甲子園に初出場した。田中さんは「埼玉県産の食材を使ったバーガーで、味も栄養も満点。加須市の幹部の方や市民の方に食べていただき、うれしい」とほほ笑む。
大橋市長は「花咲徳栄高校食育実践科には、いろいろな商品を開発していただいている。『アスメシカレー』はヒット商品になった。『アスメシ飯バーガー』も素晴らしいチャレンジ。おいしかった」と高く評価していた。
今回の試食会と販売会ではミニサイズを100個を作った。販売用はそのうちの90個で、1個200円で販売したところすぐに完売した。「アスメシ飯バーガー」の商品化は未定だが、多くの人に食べてもらう機会を模索中だという。
=埼玉新聞2022年3月25日付け15面掲載=
サイト内の
花咲徳栄高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事