心を込めたカード
久喜市内の子どもたちからサンタ宛ての手紙を募集している久喜市社会福祉協議会は、ボランティア手作りのクリスマスカードをお返しとして発送する「サンタの手紙」事業を今年も行っている。今年はボランティア活動などに取り組む県立久喜高校JRC部と、コープ久喜店の協力で実施。高校生たちが心を込めて作成したクリスマスカードは既に発送され、45世帯85人の子どもたちへ届けられる。
1~2年生の部員40人がそれぞれカードのデザインから考え、一枚一枚工夫を凝らして作成した。2年の近藤桜子さんは「子どもたちに喜んでほしいという一途な思いで作った」とほほ笑み、1年の細見真妃呂さんも「サンタさんのひげの部分は綿を使って表現したり、触ったときに気持ち良いなど、カードに仕掛けを作った」と笑顔で話した。
同社協の中繁秀基相談支援課長は「高校生と子どもたちの気持ちがつながってほしい。子どもたちが大きくなったときに、高校生のお姉さんたちのように福祉や地域の活動をやってみようと思ってもらえたら」と願いを込めた。
子どもたちから寄せられた手紙は25日まで、同店で展示している。コープみらい埼玉県本部参加とネットワーク推進部企画・渉外課の岡直政渉外課長は「お手紙には子どもたちの純粋な気持ちがこもっている。店内も明るくなる」と話していた。
=埼玉新聞2024年12月22日付け10面掲載=
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