ミニ門松作りに打ち込む高校生=17日午前、皆野町大渕の県立皆野高校
皆野町大渕の県立皆野高校で17日、毎年恒例のミニ門松作りが行われた。県道路公社職員指導の下、3年生20人が、高さ約30㌢の彩り豊かな門松計100個を製作。生徒たちは27日午後1時から、同町下田野の秩父やまなみ街道(国道140号バイパス皆野寄居有料道路)料金所付近で無料配布する予定。
バイパス敷地内の竹を有効活用して地域連携を深める同取り組みは、2013年から継続している。のこぎりで切断した3本の竹を一組にし、土台になる太い竹の中に立てて縄で縛る。仕上げに松の葉や梅の枝、ナンテン、扇を付けて、室内設置に最適なミニ門松を完成させる。
器用に作業を進めていた3年高橋凜さん(18)は「毎年、門松を心待ちにしてくれている方がいるので、丁寧に、心を込めて仕上げたい」と話していた。
=埼玉新聞2024年12月18日付け1面掲載=
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