探求学習成果発表会で発表を行う生徒たち=熊谷市末広の県立熊谷女子高校
熊谷市末広の県立熊谷女子高校で2日、探求学習成果発表会が行われ、1年生が市の課題解決策を発表した。
市と連携した取り組みで、本年度が初めて。生徒たちは市職員や市内企業から、市と企業の課題、課題解決に向けた取り組みや地域貢献について話を聞いた。それを踏まえてグループごとに課題を設定し、解決策を考えてきた。1月29日に校内で発表会が行われ、選抜された代表班3組が今回の発表会に参加した。
1年4組は空き家を自習室にして高校生の学力向上を図ることを提案。1年5組は廃校の小学校を利用して全世代が訪れやすい避暑地をつくること、1年8組は熊谷まちあるきアプリ「クマぶら」の新規登録者を獲得するため、「クマくまトレンド部」を創設し、交流サイト(SNS)を通して熊谷の魅力をアピールすることを発表した。
市企画課の長谷川秀明課長は「素晴らしいアイデアで、皆さんと一緒に熊谷を良くしていきたい」と講評した。
=埼玉新聞2024年2月8日付け11面掲載=
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