加須署(小沢賢司署長)は10月28日、交通安全のマスコット「無事カエル」を34年間作って配布している県立不動岡高校(豊田清明校長)に制作功労の感謝状を贈呈した。同校2年の生徒会長・佐藤桃さんと家庭科担当の君塚智恵美教諭が受けた。
県立不動岡高校に交通安全マスコット制作功労の感謝状が贈られた=10月28日午後、加須署
「無事帰る」の願いを込めた無事カエルは、フェルト製で、大きな目と笑顔、リボンが特徴。同校は家庭科の授業で毎年350個ほどを作り、同署前の国道125号沿いで配るなどしてきたが、新型コロナウイルスの発生後は、同署への配布にしている。
君塚教諭は「最近は2年生が全員、1人1個、無事カエルを手作りしている。埼玉県は交通事故が多いので、少しでもなくそうと取り組んでいる」と話した。
小沢署長は「不動岡高校の生徒は、交通事故防止活動の重要性を理解し、交通事故防止啓発活動に貢献している」と感謝した。
=埼玉新聞2022年11月16日付け7面掲載=
サイト内の
不動岡高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事