所沢署に展示された県立所沢中央高校書道部の作品と部員ら=24日
特殊詐欺被害を抑止しようと、所沢市並木の県立所沢中央高校書道部の作品が24日、所沢署の1階に展示された。「相談する勇気 未来を守ろう」などの言葉が躍動感ある文字で書かれている。
展示された作品は横3㍍、縦2・5㍍。黒や赤、紫など5色を使い「慌てないで 無視する強気」などと書き、特殊詐欺への対応を呼びかけている。部長で2年の小林美空さん(17)は「伝えたい文字は大きく書いた」と説明する。
同部は市内の文化複合施設「ところざわサクラタウン」で18日に行われた同署の特殊詐欺抑止キャンペーンで、書道パフォーマンスを披露。同署に展示された作品は、書道パフォーマンスでの作品(横7㍍、縦6㍍)を同じ構成で縮小し、あらためて制作した。
小川香菜女教諭(36)は「書道パフォーマンスでは緊張したと思う。作品は100点満点の出来だ」と話した。
24日には部員10人らが、特殊詐欺抑止への啓発を推進したとして小田智一署長から感謝状を受け取った。
=埼玉新聞2023年11月27日付け11面掲載=
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