年金なぜ必要?若い人も知って
年金について講義する玉木さん(右)=熊谷商業高校
県立熊谷商業高校(橋本準一校長)で日本年金機構による「知っておきたい年金のはなし」講座が開かれた。
講座は早乙女佐智子教諭(54)が年金納付の案内が来た時に息子に「これって何?」と聞かれ、「年金は高齢者だけの話ではなく若い人に関係ある国民の義務と知ってほしい」と思ったことをきっかけに企画された。
講師の玉木ももさん(25)は、公的年金制度の仕組みや負担、給付、保険料の納付状況などかみ砕いて説明。「20歳になったら保険料を納めることは義務。年金は万が一の事故など障害年金が支給されるなどセーフティーネットの役割も担ってます」と話した。
3年生の向田匡志さん(18)は「加入することの大切さが分かった。同時に公的年金の積み立てなど運用状況も知りたかった」と話していた。
=埼玉新聞2022年11月8日付け11面掲載=
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