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「青春の詩」コンクール表彰式 

埼玉新聞社賞に輝いた熊頭咲耶さん(左)と小新井諒太さん=さいたま市大宮区

 

 国際奉仕団体の埼玉キワニスクラブ(吉村暢数会長)主催の「第4回MYポエム(青春の詩)コンクール」の表彰式が24日、さいたま市大宮区で行われた。中学生と高校生を対象にした詩のコンクール。多感な青春時代に、自由な発想で自分の気持ちを詩で表現し、豊かな人間性を育むことが目的。埼玉詩人会が共催している。
 今回は県内の中学生454人と高校生738人から計1192点の応募があった。中学・高校の部で計34人を表彰。知事賞には宮本奈桜さん(県立久喜高3年)の「なんて ちょっとだけ思う」と、中琉衣さん(さいたま市立大成中1年)の「友達」が選ばれた。
 埼玉新聞社賞は熊頭咲耶さん(県立松山女子高3年)の「別れまであと」と、小新井諒太さん(同市立大成中1年)の「桜と虫」が受賞。熊頭さんの作品は、高校生活のかけがえのない日常と、残された日々を大切に生きる思いを詠んだ。小新井さんの作品は、四季の移り変わりとともに桜や虫たちが奏でる風景を描いた。
 審査に協力した埼玉詩人会の川中子義勝会長は講評で「詩には、自分を見つめて表現することと、世界の誰かを見つめて受け止めて詠む二つの側面がある。これからも自分を磨き続けて、自分にとって大切な1行を探していってほしい」と話した。

 

=埼玉新聞2024年7月27日付け12面掲載=

 

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