2022年5月28日配信
5月26日、埼玉県教育委員会から「平成5年度入試学力検査の出題方針」が発表されました。
埼玉県教育委員会の発表は
→こちら(リンク先は埼玉県教育委員会HP)
結論から先に言うと、昨年(令和4年度入試)と変わりありません。ただし、これから受験生の皆さんが勉強を進めて行く上で、きちんと理解しておくべき内容が含まれているので、それらについて簡単に解説し、アドバイスをしておきます。
まず「平素の学習を重んじ」ですが、平素とは普段という意味です。
「中学校学習指導要領」とは耳慣れない言葉ですが、皆さんが普段使っている教科書は、この学習指導要領に基づいて作られていますから、ここは教科書に基づいてと読み替えて差し支えないでしょう。
一見難しそうな問題もありますが、学校の授業の範囲、教科書の範囲からの出題なので、日々の授業をしっかり受けていれば対応できます。
基礎・基本的な知識があれば一直線に答えにたどり着ける問題だけでなく、考えて(思考力)、どれが正しいか見極めて(判断力)、それを文章などで表せるかどうか(表現力)を試す問題を出題しますという意味です。
早い段階で実際の入試問題(過去問題)に目を通してみましょう。語句や用語や公式の暗記だけでは対応できない問題が多いことが分かるでしょう。
記号を選択する問題ばかりでは学力が正確に測れないので、記述問題(言葉や文章で答える問題)も出しますということです。
全国的に見ると、記述問題はやや減少する傾向のようですが、埼玉県ではこれまでと同じくらいの記述問題が出題されるものと考え、準備を進めましょう。
今回発表された基本方針の文面を見ただけでは、今ひとつピンと来ないと思います。
最初に述べたように、基本方針は昨年と変わりありません。コロナの影響で出題範囲を縮小した一昨年を例外とすれば、基本方針はずっと変わっていません。
その基本方針に基づいて出題されたのが実際にどんな問題であったかは、これまでの過去問題を見れば分かります。実際の問題に目を通し、イメージだけでもつかめれば、今回発表された基本方針で述べられていることの意味が理解しやすくなるでしょう。
(教育ジャーナリスト 梅野弘之)
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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