埼玉新聞社 高校受験ナビ

【令和7年度入試】埼玉県教育委員会が出題方針・出題範囲を発表

2024年5月23日配信

学校選択問題実施校は22校

 埼玉県教育委員会は5月23日、令和7年度公立高校入試の学力検査問題について、出題の基本方針、出題範囲等を発表しました。
 また、学校選択問題実施校についても合わせて発表しました。

 

1 出題の基本方針
 方針は3つ示されています。
 「学習指導要領に基づいて出題する」、「思考力・判断力・表現力等の能力をみる問題の出題に配慮する」、「記述による解答を求めるよう配慮する」などですが、前年度までと変わりありません。

 

2 実施教科及び出題範囲
 実施教科は国語、社会、数学、理科、英語の5教科です。
 英語にはリスニングテストが含まれます。
 出題範囲については中学校学習指導要領に基づいて出題されます。

 中学校学習指導要領は受験生の皆さんになじみのない言葉ですが、普段の学校の授業はこれに基づいて行われています。また、教科書もこれに基づいて作られています。
したがって「中学校学習指導要領に基づいて出題」というのは、「授業で習った内容や教科書に書かれている内容から出題」と読み替えることができます。

 

3 学校選択問題実施校
 数学と英語について、学校選択問題(一部に応用的な内容を含む問題)を実施する学校は、次のとおりです。

浦和・浦和一女・浦和西・大宮・春日部・川口北・川越・川越女子・川越南・熊谷・熊谷女子・熊谷西・越ケ谷・越谷北・所沢・所沢北・不動岡・和光国際・蕨・市立浦和・大宮北・川口市立

 実施校は以上22校です。

 難易度の高い問題なので早めの準備が求められます。埼玉県総合教育センターのWEBサイトに過去問題が掲載されているので見ておきましょう。

 

埼玉県教育委員会ホームページ

令和7年度埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報

 

令和7年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題の基本方針並びに学力検査の実施教科及び出題範囲について(PDF)

令和7年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学校選択問題実施校(PDF)

 

(教育ジャーナリスト 梅野弘之)

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

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