特別ヘッドマークを掲出した「SL秋の全国交通安全運動 秩父路号」=21日午前、熊谷市桜木町の秩父鉄道熊谷駅ホーム
「秋の全国交通安全運動」(21~30日)に合わせ、秩父鉄道(本社・熊谷市)は初日の21日、秩父署、熊谷署、県立皆野高校、市立荒川中学校と協力し、「SL秋の全国交通安全運動 秩父路号」を運行した。
皆野高校は全国交通安全運動に合わせ、秩父署や県道路公社などと連携した交通安全啓発活動に10年前から取り組んでいる。
熊谷駅のホームでは特別ヘッドマークを掲出したSLが登場。下りの熊谷~秩父駅間のSL車内では秩父署や皆野高生徒による交通安全啓蒙(けいもう)活動も行われた。
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正智深谷高校チアリーディング部によるパフォーマンス=20日、深谷市上柴町西4丁目
「秋の全国交通安全運動」(21~30日)に合わせ、深谷署は20日、深谷市上柴町西4丁目のキララ上柴行政サービスセンター3階体育館で出発式を行った。
出発式には市交通安全広報大使で同市出身の実業家渋沢栄一そっくりさんの2人や交通安全団体などが参加。地元の正智深谷高校のチアリーディング部と吹奏楽部がパフォーマンスと演奏を華やかに披露し、会場を盛り上げた。
その後、交通安全教室や隣接する商業施設アリオ深谷で街頭キャンペーンも実施され、参加者たちは来店客に啓発品を配布し、交通安全を呼びかけた。
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小鹿野署の佐藤忍署長(左)から一日署長に委嘱された小鹿野高校の佐藤彩泉さん=22日小鹿野町
秋の全国交通安全運動に合わせ、小鹿野署は21日、小鹿野町役場駐車場で出発式を実施。県立小鹿野高校生徒会長の2年佐藤彩泉さん(17)を一日署長に委嘱し、地域連携で事故防止を呼びかけた。
同町と秩父市吉田地域(旧吉田町)を管轄する同署の交通死亡事故ゼロ日数は同日時点で4731日となり、県内39署の最長記録を更新中。出発式で佐藤忍署長は「継続日数は警察の活動のみで達成しているものではなく、関係団体皆さまの協力があるからこそ」とあいさつした。
一日署長の佐藤さんはこの日のために、動画サイトで警察官の姿勢などを研究。交通安全宣言や警察車両点検、送り出しなどの大役を見事に果たした。佐藤さんは「思い入れある地元なので、これからも死亡事故ゼロを続け、安心安全な町を維持してほしい」と話していた。
=埼玉新聞2024年9月22日付け11面、25日付け11面掲載=
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