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【速報・令和4年度入試】埼玉県公立高校入試出願状況<志願先変更状況>

2022年2月21日配信

 

市立浦和2.13倍、大宮・理数2.45倍

 令和4年度(2022年度)埼玉県公立入試の志願先変更が終わり、21日午前、埼玉県教育委員会から確定志願者数及び倍率が発表されました。

 

 ※県発表は→こちら(リンク先は埼玉県教育委員会HP内)

 

 全日制の志願者総数は4万265人で、倍率は1.10倍です。志願先変更前の志願者総数は4万453人でしたから188人減少しています。

 

◆学科ごとの状況

 学科ごとの志願者数及び倍率は次のとおりです。

  • 普通科  3万1004人 倍率1.14

(前年同期 1.13倍)

  • 専門学科 7642人  倍率0.98

(前年同期 0.98倍)

  • 総合学科 1619人  倍率0.93

(前年同期 0.95)

 

◆学校ごとの状況

1普通科

(1)倍率上位校

※カッコ内は前年同期倍率(以下同じ)

【全県】

 01 市立浦和 2.13(1.90)

 02 川口市立 1.83(1.73)

 03 浦和西  1.56(1.38)

 04 蕨    1.48(1.36)

 04 市立川越 1.48(1.64)

 06 浦和一女 1.47(1.38)

 06 大宮   1.47(1.51)

 06 浦和南  1.47(1.21)

 09 川越   1.45(1.36)

 09 越谷北  1.45(1.36)

 11 所沢北  1.43(1.43)

 11 和光国際 1.43(1.14)

 13 川越南  1.41(1.67)

 14 越谷南  1.40(1.27)

 15 越ヶ谷  1.37(1.36)

 16 川越女子 1.35(1.29)

 17 所沢   1.32(1.23)

 18 南稜   1.31(1.35)

 19 浦和   1.30(1.34)

 20 浦和東  1.27(1.03)

 20 川口北  1.27(1.05)

以上が全県でみた倍率上位20校です(20位は同率)。

 南部地区の学校が11校、西部が7校、東部が3校で、北部地区の学校はありません。

 

 次に地区ごとに上位校をみて行きます。

 1.10倍以上の学校です。

※校名左側の数字は全県順位を示しています。

 

【東部地区】

 09 越谷北  1.45(1.36)

 14 越谷南  1.40(1.27)

 15 越ヶ谷  1.37(1.36)

 22 春日部  1.26(1.28)

 25 不動岡  1.23(1.32)

 30 越谷西  1.16(1.02)

 

【西部地区】

 04 市立川越 1.48(1.64)

 09 川越   1.45(1.36)

 11 所沢北  1.43(1.43)

 11 和光国際 1.43(1.14)

 13 川越南  1.41(1.67)

 16 川越女子 1.35(1.29)

 17 所沢   1.32(1.23)

 25 入間向陽 1.23(1.08)

 28 豊岡   1.21(1.14)

 34 所沢中央 1.14(1.19)

 34 新座柳瀬 1.14(1.12)

 36 朝霞西  1.13(1.23)

 36 狭山清陵 1.13(1.11)

 43 所沢西  1.10(1.08)

 

【南部地区】

 01 市立浦和 2.13(1.90)

 02 川口市立 1.83(1.73)

 03 浦和西  1.56(1.38)

 04 蕨    1.48(1.36)

 06 浦和一女 1.47(1.38)

 06 大宮   1.47(1.51)

 06 浦和南  1.47(1.21)

 18 南稜   1.31(1.35)

 19 浦和   1.30(1.34)

 20 浦和東  1.27(1.03)

 20 川口北  1.27(1.05)

 22 鳩ヶ谷  1.26(1.21)

 24 川口市立・スポーツ科学1.25(1.50)

 25 与野   1.23(1.16)

 29 伊奈学園 1.19(1.24)

 30 大宮光陵 1.16(1.05)

 30 川口   1.16(1.14)

 40 浦和北  1.11(1.05)

 40 大宮南  1.11(0.98)

 40 大宮北  1.11(1.33)

 

【北部地区】

 33 深谷第一 1.15(1.13)

 36 本庄   1.13(1.27)

 36 熊谷西  1.13(1.12)

 43 熊谷   1.10(1.03)

 

(2)定員割れ校

 全県で29校5コースが倍率1.00倍未満であり、いわゆる定員割れ状態となっています。

 募集定員に達しなかった学校は欠員募集を行います。各校募集人数は3月4日の入学許可候補者発表(合格発表)の際、明らかになりますが、「入学許可予定者数-入学許可候補者数数」、すなわち「募集人員-合格者」が欠員募集人数となります。

 

【東部地区定員割れ校】

 松伏   0.99(1.02)

 八潮南  0.99(0.94)

 鷲宮   0.98(0.99)

 栗橋北彩 0.97(0.81)

 宮代   0.95(1.04)

 八潮   0.94(1.12)

 庄和   0.90(0.96)

 白岡   0.82(0.81)

 蓮田松韻 0.68(0.60)

 三郷   0.62(1.01)

 松伏・情報ビジネス0.60(0.98)

 

【西部地区定員割れ校】

 朝霞   0.98(1.20)

 川越西  0.97(1.01)

 川越初雁 0.97(0.80)

 富士見  0.96(1.00)

 新座   0.93(1.03)

 日高・情報0.93(1.28)

 小川   0.92(0.81)

 和光   0.86(0.92)

 飯能南  0.70(0.87)

 越生   0.59(1.00)

 鳩山   0.42(0.49)

 飯能南・スポーツ0.20(0.23)

 

【南部地区定員割れ校】

 岩槻   0.96(1.03)

 大宮東  0.88(0.94)

 桶川西  0.81(1.00)

 上尾橘  0.80(0.87)

 岩槻北陵 0.75(0.86)

 大宮光陵・外国語0.68(0.78)

 

【北部地区定員割れ校】

 北本   0.95(0.94)

 深谷   0.94(1.04)

 児玉   0.87(0.72)

 鴻巣女子 0.68(0.85)

 児玉・体育0.53(0.48)

 

2専門学科

(1)農業 0.93倍(前年0.94)

 杉戸農業・生物生産技術 1.30(1.23)

 熊谷農業・食品科学   1.15(0.85)

 秩父農工科学・農業   1.13(1.10)

 鳩ヶ谷・園芸デザイン  1.10(1.05)

 杉戸農業・生活技術   1.03(1.18)

 熊谷農業・生物生産技術 1.01(0.99)

 熊谷農業・生物生産工学 1.01(0.97)

 杉戸農業・園芸     1.00(1.03)

 杉戸農業・食品流通   1.00(0.70)

 

 上記以外の5校9学科は1.00倍に達していません。

 

(2)工業 0.93倍(前年0.92)

 越谷総合技術・情報技術1.45(1.38)

 川越工業・建築    1.43(1.18)

 新座総合技術・デザイン1.38(1.00)

 三郷工業技術・情報電子1.33(0.78)

 川越工業・デザイン  1.25(1.25)

 秩父農工科学・電気システム1.18(0.95)

 川越工業・電気    1.13(1.28)

 進修館・情報メディア 1.13(0.98)

 児玉白楊・電子機械  1.08(0.65)

 新座総合技術・情報技術1.08(1.15)

 川口工業・情報通信  1.06(1.18)

 春日部工業・建築   1.05(0.80)

 熊谷工業・情報技術  1.05(1.03)

 久喜工業・機械    1.04(1.00)

 春日部工業・機械   1.03(0.89)

 浦和工業・情報技術  1.00(1.30)

 久喜工業・情報技術  1.00(1.60)

 熊谷工業・建築    1.00(1.13)

 三郷工業技術・情報技術1.00(0.85)

 

上記以外の14校30学科は1.00倍に達していません。

 

(3)商業 0.96倍(前年0.92)

 市立川越・国際経済   1.61(1.60)

 市立川越・情報処理   1.50(1.33)

 鳩ヶ谷・情報処理    1.20(1.00)

 浦和商業・情報処理   1.15(1.60)

 所沢商業・情報処理   1.14(1.10)

 八潮南・情報処理    1.14(1.04)

 深谷商業・会計     1.13(0.85)

 深谷商業・情報処理   1.13(0.96)

 狭山経済・情報処理   1.11(1.20)

 鳩山・情報管理     1.10(0.85)

 深谷商業・商業     1.08(1.02)

 上尾・商業       1.06(1.11)

 狭山経済・流通経済   1.04(0.94)

 

 上記以外の12校16学科(系含む)は1.00倍に達していません。

 

(4)家庭 0.91倍(前年0.97)

 新座総合技術・服飾デザイン1.05(0.75)

 鴻巣女子・家政科学   1.03(1.10)

 新座総合技術・食物調理 1.03(1.18)

 

 上記以外の3校5学科は1.00倍に達していません。

 

(5)外国語 1.25倍(前年1.21)

 和光国際・外国語  1.63(1.04)

 蕨・外国語     1.50(1.30)

 春日部女子・外国語 1.33(1.48)

 南稜・外国語    1.28(1.25)

 坂戸・外国語    1.05(0.75)

 

 上記以外の2校2学科(草加南・越谷南)は1.00倍に達していません。

 

(6)芸術

 芸術総合・映像芸術 1.35(1.10)

 芸術総合・美術   1.15(1.20)

 大宮光陵・美術   1.05(1.50)

 越生・美術     1.00(1.03)

 

 上記以外の3校5学科は1.00倍に達していません。

 3校ある美術科はいずれも1.00倍に達していますが、同じく3校ある音楽科はいずれも1.00倍に達していません。

 

(7)理数 1.83倍(前年1.86)

 大宮・理数     2.45(2.35)

 所沢北・理数    2.43(1.73)

 川口市立・理数   1.88(2.08)

 松山・理数     1.68(1.75)

 越谷北・理数    1.63(1.75)

 大宮北・理数    1.60(2.35)

 熊谷西・理数    1.18(1.03)

 

 前年に続き高倍率となり、1.00倍未満の学校はありません。

 

(8)その他の学科

 常盤・看護     1.19(1.21)

 いずみ・生物    1.06(1.05)

 いずみ・環境    1.03(1.03)

 

大宮東・体育、ふじみ野・スポーツサイエンス、岩槻・国際文化、春日部東・人文、

誠和福祉・福祉は1.00倍に達していません。

 

3総合学科 0.93倍(前年0.95)

 川越総合・総合学科 1.16(1.17)

 吉川美南・総合学科 1.12(1.04)

 久喜北陽・総合学科 1.09(1.10)

 

上記以外の6校6学科は1.00倍に達していません。

 

 今後若干の志願取消や当日欠席も見込まれるため、学力検査当日の志願者数・倍率は変動する可能性があります。

定員に達しない場合、欠員募集が行われますが、同じ学校に複数の学科があり相互に第二希望を認めている場合、現時点では定員割れであっても結果的に定員が満たされ、欠員募集が行われないこともあります。合格発表当日の県発表資料で確認してください。

 

(教育ジャーナリスト 梅野弘之)

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

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