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うま味のある黒豚 熊谷農高生が販促

彩の国黒豚の販促活動を行う生徒ら=深谷市荒川の食品館ハーズ

 

「もっとおいしく、もっと安心」を常に心掛けている彩の国黒豚倶楽部(深谷市・橋本雄二会長)は4日、深谷市荒川の「食品館ハーズ」(米山伸仁店長)で熊谷農業高校の生徒と販促活動を行った。

 同校は、2020年度より特別会員として加入。動物科学コースの3年生5人が参加。同コースは、牛・豚・ニワトリの中から飼育して学びたい動物を育てる活動を行っている。県農業技術研究所より、イギリス系バークシャー種が原種の黒豚を導入し、彩の国黒豚の生産に取り組んでいる。仕上げ期にうま味を引き出すため、2カ月間、麦類やサツマイモなど専用飼料で飼育する。やわらかでうま味のある肉質が特徴。

 生徒たちは、売り場で自分たちが育てた黒豚の写真入りのプラカードを持って買い物客にアピールしていた。中村妃捺さんは「愛情込めて育てた黒豚がお客さんに買ってもらえると達成感がある」と話していた。同倶楽部事務局の吉沢徹さんは「今後も販促活動が近隣地域のお店でも協力してもらえるように取り組んでいきたい」と語った。

 

 

=埼玉新聞2021年12月14日付け13面掲載=

 

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