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さいたまクリテリウム 地元の高校生がタイムトライアル初出場

 JRさいたま新都心駅周辺で9日に開催された、自転車ロードの国際レース「2025ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。時折雨が降り、冷え込む中、世界の一流選手たちが繰り広げる白熱した戦いを一目見ようと、沿道には多くのファンらが駆け付けた。コース上には「盆栽」が飾られ、レースに彩りを加えた。

 

タイムトライアルレースで力走する男子ジュニアの新藤大翔選手

 

 県立大宮南高校3年の新藤大翔選手(18)=さいたま市=が、男子ジュニア選手としてタイムトライアルレースに初出場。トップタイムを記録し、「厳しいコンディションだったが、自分の力を出し切れた」と晴れ晴れとした表情で振り返った。
 小学5年生の時、栃木・那須まで父と自転車で行ったことをきっかけに、魅力にはまった。その年のさいたまクリテリウムを初観戦し、新城幸也選手の優勝に感動。自転車競技の選手を志すようになった。
 中学2年生から本格的に競技を始め、現在はロード男子ジュニアの日本代表強化指定選手として国内だけでなく海外のレースでも活躍する。
 迎えた今回のさいたまクリテリウム。目標とする新城選手からは前日に「頑張れよ」と熱いエールをもらい、当日は沿道に同級生や自転車仲間が駆け付けてくれた。
 「地元で走る機会をもらえた」。レース後は感謝の言葉を述べ、さらなる飛躍を誓った。「いつかメインレースにも出場したい。夢は世界で活躍すること」

 

=埼玉新聞2025年11月11日付け15面掲載=

 

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学校の特徴~学校からのメッセージ2025~

生徒に合わせた進路指導・生活指導、部活動や行事が盛んに行われている、活発な雰囲気の学校です。大学進学率は7割を超え、約93%が上級学校へ進学します。一人一台タブレット制により、各教科でICT教育が実施されています。部活動では放送部・陸上競技部が全国大会に、弓道部が東日本大会に出場しており、関東大会やサッカー部、野球部など県大会上位入賞の部は多数あります。積極的な高校生活を通して主体性を育成しています。

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