宇宙に広がる夢感じて
宇宙兄弟展のチラシ
企画漫画展「地球の歩き方セレクション 宇宙兄弟展」が14日~12月1日、さいたま市大宮区盆栽町の市立漫画会館で開催される。
講談社「モーニング」で2007年から連載されている『宇宙兄弟』(作・小山宙哉)はムッタとヒビトの兄弟が宇宙を目指す物語。専門家の監修を経て描かれる、リアルを追求した宇宙漫画として読者から支持を受ける。
同市では2019年、市教育委員会による教育プロジェクト「宇宙のまち さいたま」が策定され、今年で5周年を迎える。これを記念し、市内の宇宙関連イベントの一環として同展を開催。会場では作品の原画や『地球の歩き方 宇宙兄弟We are Space Travelers!』(Gakken)など、作品の世界観を感じられる関連資料の展示が行われる。
15日、10月20日、11月17日にギャラリートークを実施。同館学芸員が分かりやすく展示の見どころを解説する。いずれも午後1時から約30分。手話通訳、透明インターフェース「レルクリア」を用いた文字による情報保障あり。参加費無料、申し込み不要。
また10月6日には、市立大宮北高校の生徒によるワークショップ「月の満ち欠けはかせになろう!」を実施する。同校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校。ペーパークラフトを組み立て、高校生が月の満ち欠けについて子ども向けに解説する。対象は小中学生、参加費は200円。午前10時~正午、午後1時~3時の2回実施する。参加人数は合計100人(各回50人)で、応募多数の場合は抽選。市生涯学習システムで、今月23日まで申し込みを受け付けている。詳しくは同館ホームページまで。
学芸員の石田留美子さんは「作品を通じて、夢に向かって挑戦することの素晴らしさや宇宙の世界の楽しさを感じてほしい」と企画展への思いを語った。
開館時間は午前9時~午後4時半。休館日は月曜(祝日は開館)、17日・24日、10月15日、11月5日。入館無料。問い合わせは、同館(☎048・663・1541)へ。
=埼玉新聞2024年9月13日付け12面掲載=
サイト内の大宮北高校の基本情報は→こちら
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平成26年に理数科を開設、平成28年からは文部科学省指定の「スーパー・サイエンス・ハイスクール」、さらに、昨年度から全国で年間数校のみ採択される「科学技術人材育成重点校」となり、全国の理数教育推進校として研究・開発に着実に取り組み続けています。「失敗を恐れず、何事にもチャレンジし続ける生徒の育成」をスクール・ミッションと掲げ、教育活動に取り組んでいます。
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