振り込め詐欺被害への防犯力を高めようと、所沢市の県立所沢西高校の生徒と所沢署が「特殊詐欺被害すごろく」を作り、同市小手指町1丁目の小手指タワービルですごろく会を行った。
参加したのは同校でボランティア活動を行っている生徒13人と高齢者のグループ「小手指はなみずき会」13人、同署員ら。
すごろくには「留守番電話にしていなかったため、特殊詐欺にだまされた。200万円をだまし取られた」とか「防犯機能付き電話を使っていたので、だまされずに済んだ」などといった内容の文言を記した升が、床に並べられた。参加者はサイコロを振って升を進み、最終的に「所持金」が多い人を勝ちとした。
一方、所沢西と所沢北の両県立高校の生徒約60人と所沢署が、2月29日に閉店した所沢市緑町の大型商業施設「新所沢パルコ」で特殊詐欺被害防止キャンペーンを行った。所沢西高の生徒が考案した「特殊詐欺被害防止月間カレンダー」200セットを市民らに配布した。
=埼玉新聞 2024年3月8日付け15面掲載=
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