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エコノミクス甲子園 川越高校が埼玉県代表に

全国へ決意新た

 全国の高校生が金融経済の知識をクイズで争う「第20回全国高校生金融経済クイズ選手権(エコノミクス甲子園)」の埼玉大会が23日、さいたま市浦和区の埼玉りそな銀行で開かれた。予選と決勝ラウンドが行われ、川越高校のチーム「キュアエコー」が県代表の座を手にした。

優勝した川越高校の藤嶋千聡さん(左)と福島直哉さん=23日、さいたま市浦和区

 

 認定NPO法人金融知力普及協会と埼玉りそな銀行の共催の大会には、昨年の県代表の早稲田大学本庄高等学院(本庄市)や県立川越高校(川越市)、栄東高校(さいたま市見沼区)、県立浦和第一女子高校(同市浦和区)、淑徳与野高校(同市中央区)、さいたま市立大宮国際中等教育学校(同市大宮区)の6校から10チーム20人が出場。予選(筆記と早押し)の上位6チームで決勝ラウンド(筆記)が行われた。
 決勝は「アイドルユニットとしてファンの数を増やしながら売り上げアップをいかに目指すか」といった、経済知識と戦略が求められるゲーム形式で進行。川越高校の「キュアエコー」が栄東高校の「頭痛肩凝樋口一葉」に競り勝った。
 優勝した川越高校2年の藤嶋千聡さんと福島直哉さんはクイズ研究部の同級生。全国大会に向けて「ペーパー(筆記)の正答率がまだまだなので問題の注釈など細かな部分の表記も見落とさないようにしたい」と決意を新たにした。
 主催した埼玉りそな銀行の篠藤慎一専務は「これから人生を歩む上で金融知識は必ず皆さんの力になる。挑戦した数だけ未来の選択肢も広がる。今後も勉強を続けてほしい」とエールを送った。
 県代表の川越高校「キュアエコー」は来年2月22日の全国大会(東京)に出場する。

 

=埼玉新聞2025年11月26日付け4面掲載=

 

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