
「仕事を選んだ理由」をテーマに、高校生に思いを伝える登壇者ら=17日午前、県立富士見高校
富士見市が創設した地域共同体「SDGsフジミライテラス」は17日、県立富士見高校で、キャリア教育事業「君たちの未来をテラス」を開催した。
同共同体は、企業団体や教育機関、市民らのステークホルダーとの連携強化を図り、持続可能なまちづくりを目的に設立。若者が夢や希望を持って働ける社会を実現しようと、仕事や生きがいなどをテーマに、パネルディスカッションと個別講座を実施した。
今回は2年生約170人が参加。地元の金融機関や同市に本社を置く企業関係者が登壇して、「仕事を選んだ理由」「働くことの本質」などを、それぞれの言葉で伝えた。
聴講した新井大地さんは「実際に働く社員の皆さまからの言葉は貴重。一度きりの人生をより充実したものにしたいと思った」と話した。
担当する政策企画課の岩田勇人さんは「学生が地域や社会とつながり、将来の選択肢が広がるような取り組みを目指していく」と語る。同校教師の宮沢卓弥さんは「キャリア教育を通じて、何のために進学するのか、新たな視点での進路選択ができる。多角的な学びを得る機会になれば」と期待した。
=埼玉新聞2025年12月22日付け10面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ2025~
難関大学合格に挑む「大学クラス」を設立し、朝学習の実施や発展的な問題を扱う教材の活用に加え、以前からの習熟度別授業と併せることできめ細かい学習指導を行っています。また、外部講師の方を招き、進路ガイダンスを実施するなど、生徒自身が自らの進路に関する意識を高めることによって、大学や専門学校、就職など将来の選択肢を広げる進路指導を行っています。さらに、令和7年度には制服がリニューアルされ、夏にはワイシャツ以外にポロシャツを着ることが可能となり、より快適に学校生活を送ることができるようになりました。デザインにつきましては、富士見高校の基本情報または学校HPをご覧ください。
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