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コロナ禍での努力実る 知事表敬 坂戸、与野高生が報告

「キャリア甲子園2020」や「日本学生科学賞」で活躍

 全国の高校生が企業が設定した課題についてプレゼン内容を競う「キャリア甲子園2020」や科学コンクール「日本学生科学賞」で活躍した県立坂戸高校県立与野高校の生徒代表が20日、大野元裕知事を表敬訪問し、成果を報告した。

 キャリア甲子園で坂戸高校は「世代、性別、介護など状況が異なる人たちが生活環境の変化の中で継続的に企業で働くことを可能にする」をテーマにプレゼンし、参加した2009チームの中から6チームが参加する決勝大会に出場を果たした。

 日本学生科学賞では坂戸高校が燃料電池の反応を促進させる「金属触媒」の性能を簡単に調べる装置を開発し、「旭化成賞」と「学校賞」を受賞。与野高校は虹の内側にさらに虹が見える現象「過剰虹」のメカニズムを調査し「全日本科学教育振興委員会賞」を受賞した。与野高校は国際大会である国際学生科学技術フェアにも日本代表として出場した。

 大野知事は「学校、県民にとって誇り。大会で得たものを将来に生かしてほしい」と期待を込めた。日本学生科学賞で受賞した坂戸高3年の香取歩さんは「コロナ禍の影響で研究期間が短く苦労したが、努力が認められてうれしい」と話した。

 

大野元裕知事(中央)を訪れた県立坂戸高校と県立与野高校の生徒ら

 

=埼玉新聞2021年5月22日付け10面掲載=

 

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