近年の杉戸高校の入試倍率や大学入試結果を分析する講師の梅野弘之氏=13日、北葛飾郡杉戸町の県立杉戸高校
県内の教育情報を発信する埼玉新聞「教育セミナー」が13日、北葛飾郡杉戸町の県立杉戸高校(中村修二校長)で同校の教職員を対象に行われ、教育ジャーナリストの梅野弘之氏が「生徒募集」をテーマに講演した。
梅野氏は今年2月に行われた2025年度入試の同校の受験者結果を分析した上で、「第1回進路希望調査の1・71倍は予想を上回る数字。出願確定時は1・33倍で落ち着いたが、早めの段階で説明会を開催したり交流サイト(SNS)を利用するなど杉戸高校の魅力を存分に受験生や保護者に周知できた結果だと思う」と感想を述べた。
「後は大学入試で実績を出していくこと。国公立大学や早慶上智、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)などの合格者数で今まで以上の結果を出すことが今後の杉戸高校のブランド力向上につながっていく」と県内高校の大学合格実績を挙げながら説明した。また、「29年度高校入試改革」や「高校授業料無償化」「公立入試の併願性」など最近話題になっているトピックスを挙げ、独自の視点で解説した。
埼玉新聞「教育セミナー」は学習塾や学校などへ出張し、高校受験にまつわる情報を発信することを目的に開催している(有料)。セミナーの具体的なテーマは申し込みの際に希望することができる。
申し込み、問い合わせは埼玉新聞社ホームページ内の「教育セミナー」へ。
=埼玉新聞2025年5月17日付け10面掲載=
サイト内の杉戸高校の基本情報は→こちら
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【躍動・敬愛・誠心】の校訓のもと、新しい取り組みを続ける。授業は55分カセット方式で、土曜授業なしで週33単位を確保。教育課程は大学受験対応。入学直後に2日間行う「スタートアッププログラム」で、高校の深い学びへの意識改革を実施。特に2日目の「英語しか使えない杉戸高校」は、世界各国より外国人講師40名以上を集め、異文化理解とコミュニケーション能力の向上で人気。SDGs探求も奥が深く、楽しい。令和7年度入学生からは、生徒会役員が長年かけてデザインした新制服となりますので、ご期待ください。
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