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パリ五輪レスリング金メダル・元木選手 知事に報告

大野元裕知事(右)を表敬訪問した元木咲良選手(左)=17日午後、県庁

 

 パリ五輪レスリング女子62㌔級で金メダルに輝いた元木咲良選手(22)=和光市出身、埼玉栄高出、育英大職員=が17日、大野元裕知事と斉藤邦明県議会議長を表敬訪問し、メダル獲得を報告した。大野知事から、彩の国M.A.P.と県スポーツ賞会長特別賞、金メダルを胸に下げた県マスコット「コバトン」のぬいぐるみが贈呈された。
 元木選手は初の五輪出場。好敵手に勝てない時期が続き不安もあったが、相手の研究や技術練習を通して、不安を一つずつ自信に変えていったという。「大きな挫折はたくさんあったが、多くの人に支えてもらい、金メダルを取ることができた。こうして生まれ育った埼玉に報告できてうれしい」と笑顔で話した。
 育英大レスリング部の柳川義麿監督は、元木選手について「誰よりも練習し研究熱心で努力家。こういう子が優勝するのだと思った」と話した。
 大野知事は「県民に力と勇気を与えてくれたのは何よりも代え難い。引き続き、活躍を見届けたい」と述べた。歓談の際に「国体に出るなら、ぜひ埼玉で」とスカウトし、知事室に笑い声があふれた。

 

=埼玉新聞2024年9月18日付け2面掲載=

 

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