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パリ五輪出場の内田選手、松山選手 母校で報告会ー春日部共栄高校

「諦めず努力続けて」

生徒たちから花束を贈呈される(右から)松山陸選手と内田美咲選手=21日、春日部共栄高体育館

 

 春日部共栄高は21日、同校の卒業生で今年8月のパリ五輪に出場した近代五種の内田美咲選手(26)=自衛隊体育学校、熊谷市出身=と競泳の松山陸選手(23)=埼玉スウィンスイミングスクール、銀座千疋屋、加須市出身=のパリ五輪報告会を行った。教室でのオンライン視聴を合わせ、中高生2000人以上が2人の話に耳を傾けた。
 2人は同校の水泳部出身。内田選手は卒業後に近代五種を始め、初の五輪で23位に入った。松山選手は高校3年時に全国総体の200㍍背泳ぎで優勝。パリ五輪では混合400㍍メドレーリレーで8位入賞を果たした。
 報告会で内田選手は「結果が出ないこともあるけれど一瞬一瞬を楽しんで、諦めずに努力し続けることが大事」と熱弁。松山選手は結果が出ない時の立て直し方を聞かれ「悪い結果は覚えていない。失敗しても自分を疑わず信じ続ければ良い結果につながる」とアドバイスを送った。
 今夏の全国高校総体の50㍍自由形で優勝し、国民スポーツ大会に松山選手と共に出場した水泳部の岩見俊祐さん(高3)は「諦めない大切さを改めて感じた。ロス五輪に一緒に代表として出たい」と夢を膨らませた。2人の恩師である戸川晴夫監督(62)は「目標を達成して帰ってきてくれて本当にうれしい」と世界で活躍する教え子たちの成長を喜んだ。

 

=埼玉新聞2024年11月22日付け7面掲載=

 

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