埼玉新聞社 高校受験ナビ

パリ五輪日本代表2選手(花咲徳栄高校出)が加須市長表敬

角田守良市長(中央)を表敬訪問した赤沢岳選手(左)と石黒隼士選手=26日、加須市役所

 

 パリ五輪のレスリングに出場する86㌔級日本代表の石黒隼士(はやと)選手(24)と65㌔級サモア代表の赤沢岳選手(34)が26日、加須市の角田守良市長を表敬訪問した。2選手は同市の花咲徳栄高校出身。共に「金メダルを目指す」と決意を語った。
 石黒選手は東京都出身。自衛隊体育学校に所属する。花咲徳栄高在学中は全国高校総体(インターハイ)など全国タイトルを6個獲得している。今月上旬、ハンガリーの国際大会では昨年の世界3位、ダウレトべコフ選手(カザフスタン)に勝ち、自信を深めている。
 赤沢選手も東京都出身。サモアで結婚。サモア国籍を取得している。花咲徳栄高在学中は、3年次の埼玉インターハイで同校レスリング部初の優勝を果たしている。2013年にロシアのクラスノヤルスク市に渡り、アカデミーに所属した経歴も持つ。
 表敬訪問には、花咲徳栄高の関正一校長や高坂拓也レスリング部監督らも同行。2選手を指導した高坂監督は「2人とも3年間、学校の近くに下宿した。練習熱心で、共に日本大学に進学した似た者同士。金メダルを期待したい」と話した。
 角田市長は「青春時代の3年間を過ごした『ふるさと加須市』を頭に浮かべながら、パリ五輪でファイトしてほしい」とエールを送った。
 石黒選手は「重量級で金メダルを取れば、日本のレスリング界にいい影響を与えることができる」と意欲的。赤沢選手は「サモア代表として金メダルを目指す。スタミナとパワーで勝負したい」と話していた。

 

=埼玉新聞2024年6月28日付け7面掲載=

 

サイト内の花咲徳栄高校の基本情報は→こちら

 

学校の特徴~学校からのメッセージ2024~

本校ではICT教育を深化させ、協働学習をすべての教科で取り入れています。CBTの実施により、理解の定着度をリアルタイムで測定し、個々の最適な学習環境を整備しています。適切な学習支援と学校生活全般の課題解決につながる一貫した指導を展開しています。

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP