感謝状贈呈式に出席したものつくり大や鴻巣女子高の生徒学生ら
県立鴻巣女子高校は、文化祭のファッションショー用ひな壇4台を寄贈したものつくり大学に感謝状を贈った。同校とものつくり大は、教育活動の連携協定を結んでおり、今回の寄贈はその一環。
長年ファッションショーでは、教壇を使用していたが、教壇の代わりに軽量で使いやすいひな壇が必要で、大学と高校生が意見交換を重ねながら製作したという。
ものつくり大学技能工芸学部建設学科の佐々木昌孝教授は、「双方が協力してものづくりの機会を得られたのは大変貴重で、今後も協働のプロジェクトに取り組みたい」と話した。
同校家政科学科3年の宇都悠華さんは、「ひな壇はステージに合う白色で、高さも適切に調整されており、衣装が映える舞台になると思う。ファッションショーが楽しみ」と笑顔。また、同3年の岩舘紗綾さんは、「以前の教壇は重くて運搬が大変だったが、新しいひな壇は軽量。持ち手の部分も滑らかに加工されて使いやすい」と喜んでいた。
前校長の小川剛さんは「大学教授や学生の皆さんと試行錯誤しながら、より良いひな壇を製作していただき感謝。今年のファッションショーに向けてさらに意欲を高めてもらいたい」と話していた。
=埼玉新聞2025年4月2日付け11面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ2024~
全国の公立高校で唯一の保育科や調理と被服の両方を学べる家政科学科と普通科からなる女子高校。体育祭のソーラン節や文化祭のこどものくに、ファッションショーは毎年大好評です。
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