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マラソン日本代表・吉田選手 東松山市長を表敬

「世界陸上で恩返しを」

スポーツ功労者表彰状を手にする吉田祐也選手(左)と、森田光一市長=21日、東松山市役所

 

 9月に都内で開催される世界陸上競技選手権大会の男子マラソンで日本代表に選ばれた、東松山市出身の吉田祐也選手(28)が21日、同市を表敬訪問した。森田光一市長に世界陸上の出場を報告し、健闘を誓った。
 吉田選手は昨年12月の福岡国際マラソンで日本歴代3位のタイムで優勝し、世界陸上の代表に選ばれた。同市立東中、東京農大三高を卒業し、青山学院大へ進学。2020年の第96回箱根駅伝で同大の総合優勝に大きく貢献。この時も市長表敬を行っており、今回が2回目の訪問となる。
 吉田選手は、小学生の時は走るのが遅くて「(学年で)ビリ3だった」と明かす。その後、市内にある中学、高校で陸上競技に取り組んだ。現在所属するGMOインターネットグループ陸上部の練習拠点も市内にあることから、「この地で強くなれたことがうれしい。(世界陸上では)結果を残して恩返しをしたい」と話した。
 市からスポーツ功労者表彰状を吉田選手に授与。森田市長は「地元で育ったことへの感謝の思いを大事にしている選手。市を挙げて末永く応援していきたい」と話していた。

 

=埼玉新聞2025年4月28日付け11面掲載=

 

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