ミュージックデイズ北埼玉大会　高校生22組196人競う

ダンス部門で最優秀賞を受賞した進修館高校「ＢｅａｔＢｕｂｂｌｅ９ｔｈ」の演技＝羽生市産業文化ホール（羽生モータースクール提供）

　高校生がバンド演奏やダンスパフォーマンスを競う「ミュージックデイズ北埼玉大会」が、羽生市産業文化ホールで開催された。県北東部などの高校生を対象にしたバンドやダンスチーム２２組１９６人が参加し、個性豊かなパフォーマンスを披露した。
　バンド部門とダンス部門に分かれて行われ、審査は音楽プロデューサーなど業界で活躍するプロが担当した。自分たちで作詞作曲をしたオリジナルソングや趣向を凝らした衣装などで、この日のために準備を重ねてきた練習の成果を発揮した。
　審査の結果、バンド部門の最優秀賞には不動岡高校の「ＬＩＴ」が輝いた。リーダーの寺山奏さんは、「この大会のために１月から曲を作り変調などを入れて工夫した」と話していた。ダンス部門では、進修館高校の「ＢｅａｔＢｕｂｂｌｅ９ｔｈ」が最優秀賞に。リーダーの根岸紅羽さんは「過去最高のパフォーマンスができた」と喜んでいた。
　大会実行委員長を務めた羽生モータースクールの五十幡和彦社長は、「この経験と感動は出場したチームの財産。今後の人生の糧にしてほしい」とエールを送った。
　バンド、ダンス部門それぞれの最優秀賞２チームは、１０月２６日に都内で開催される全国大会に出場する。

＝埼玉新聞２０２５年５月６日付け５面掲載＝