
英語で議論する生徒たち=18日、さいたま市緑区の浦和学院高校
アジア太平洋地域の高校生が一堂に会する「国際ヤングリーダーズサミット」が17~19日、さいたま市緑区の浦和学院高校で開催された。同校をはじめ中国、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシアから約50人の高校生が同校に集まり、議論や交流を通して知識や考えを深め合った。
生徒たちはコミュニティー、文化、健康、環境の四つのテーマに分かれ、こうのす共生病院(鴻巣市)や大宮盆栽美術館(さいたま市)、グリコピア・イースト(北本市)などを見学。その後、テーマごとに英語で議論を交わした。最終日には各校ごとに自分たちの地域の現状や取り組み、将来に向けた解決策についてプレゼンテーションした。
台湾・南山高級中学のワン・シン・ジエさん(15)は「他の人と考えを共有しながら学び、英語力を高めたいと参加した。参加者の発想が素晴らしく、有意義な時間だった」と振り返った。浦和学院高のスタインソン世奈さん(16)は国による文化や生活習慣の違いを感じたといい、「自分の知識と合わさって、新たな学びがあった」と笑顔を見せた。
同サミットは、多様な価値観やリーダーシップを学び、グローバル社会で活躍できる人材に成長することを目指して参加校が持ち回りで開催。浦和学院高は2023年度から参加している。
=埼玉新聞2025年11月21日付け12面掲載=
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学校の特徴 ~学校からのメッセージ2025~
浦和学院高等学校は、3つの類型と11のコースで構成されており、生徒はそれぞれのカリキュラムに沿って日々学業に励んでいます。生徒数が多く、白翔祭では全校生徒が一体となり、大いに盛り上がります。部活動も盛んで、アメリカンフットボール部、弓道部、ゴルフ部、ダンス部、軽音楽部、吹奏楽部、ソングリーダー部など、多彩なクラブが活動しています。また、男子ハンドボール部、野球部、サッカー部、テニス部は、インターハイや甲子園での全国優勝を目指して日々練習に励んでいます。「文武両道」は浦和学院の伝統であり、校風の根幹をなすものです。
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