来季の王座奪還を誓う
小林哲也市長(中央)を表敬訪問した(右から)木川隼吾スクマムコーチ、山沢拓也、1人置いて久保田剛代表、飯島均GM=29日午後1時25分ごろ、熊谷市役所
熊谷市を本拠地とするラグビーリーグワンの埼玉パナソニックの山沢拓也(熊谷市出身、深谷高出)ら関係者が29日、熊谷市役所に小林哲也市長を表敬訪問した。今シーズンのリーグワン準優勝を報告するとともに、来シーズンへの王座奪還を誓った。
埼玉パナは昨季、リーグワンの初代王者となった。今シーズンも連覇が期待されていたものの、20日に東京・国立競技場で開催されたリーグワンプレーオフ決勝では、クボタ東京ベイに15―17で惜敗し、準優勝となった。21日に同市上川上の熊谷スポーツ文化公園西多目的広場で行われた、シーズン終了報告を兼ねたファン交流イベントには約5千人(主催者発表)が集まった。
市役所には、埼玉パナの久保田剛代表、同チームの飯島均GM、木川隼吾スクマムコーチ、山沢らが訪問。久保田代表は「まだまだ悔しい思いが強く、やっぱり優勝したかった。来シーズンは優勝を報告したい」と語った。飯島GMも「決勝はワイルドナイツらしい試合ではなかった。来年はワイルドナイツらしい試合をして、結果として日本一になれれば」と決意を新たにした。
山沢は「決勝は相手のしたいラグビーになり、自分たちがしたいラグビーができなかった。来シーズンもチームとしては優勝を目指し、個人としてもやれることをしっかりやっていきたい」と意気込んだ。小林市長は「市民の皆さんに夢を与えてもらった。来シーズンの活躍を期待している」とエールを送った。
=埼玉新聞2023年5月30日付け7面掲載=
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