作品の前で展示を喜ぶ上尾高校書道部員=上尾市二ツ宮のあげお富士住建ホール1階ラウンジ
上尾高校書道部(久保七海部長)の生徒17人で手がけた書道パフォーマンス作品が、上尾市二ツ宮のあげお富士住建ホール(上尾市文化センター)1階ラウンジに展示されている。
作品は縦約2㍍、横約4㍍の紙の中央に「前進」の文字が力強く書かれ、その前後に部員たちで考えたメッセージを書き入れている。
同作品は、4月24日~29日に丸広百貨店上尾店6階催事場で行われた近隣高校文化部の発表会「まるひろ文化祭」で、同部員が27日に披露した書道パフォーマンスで書かれたもの。30分間で創作した3作品「前進」「感謝」「勇敢」の中から、一番いい出来栄えの「前進」を選んだ。
生徒たちは「表現したい言葉やパフォーマンスの曲、ダンスを部員みんなで考えることができた」、「文字の周りの色や文章がかっこよくでき、お気に入りの作品に出来上がった」と作品への思いを語った。
顧問の佐藤千春教諭は「書かれた言葉の通り、みんなで考えてみんなで成長(前進)していく、そんな作品に仕上がった」と評価し、「字がうまくなるだけでなく、ことばの使い方や文字バランス、色合いなども自然に身についてきている。彼女たちの思いが作品を通じ、見た人の心に伝わればと思う」と話した。
=埼玉新聞2024年5月31日付け10面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ2024~
JR北上尾駅から徒歩1分以内という日本一駅から近い学校である。「文武不岐(わかたず)」「自主自律」の校訓のもとで、生徒が主体となって行事等を盛り上げている。甲子園出場経験のある伝統ある野球部、インターハイ出場経験のあるソフトテニス部等をはじめ、非常に活発な部活動が多い。また、普通科では9割以上の生徒が進学を志し勉学に励み、商業科では検定等の資格取得にも積極的に取り組んでいる生徒自慢の学校です!
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