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久喜工業高校・機械科教諭 バラとチョウの金属工芸を嵐山町に寄贈

金属工芸「花柄蝶の舞」と制作した黒沢孝祥さん=久喜市の県立久喜工業高校

 

 久喜市の県立久喜工業高校機械科教諭の黒沢孝祥さん(50)が、金属工芸「花柄蝶の舞」を制作した。バラの花の上で優雅に羽ばたくチョウを、アルミニウムとステンレスで表現。チョウにゆかりの深い嵐山町に寄贈する予定で、黒沢さんは「自然の大切さを考えてもらうきっかけになれば」と話している。
 高さ33㌢の作品は板金の技法を用いて制作。アルミニウム製のチョウは柔らかい質感を、ステンレス製のバラは金属らしい輝きを放つ。チョウにはエッチングで施した桜などの花柄模様も。台は真ちゅう製。本年度の県美術展覧会(県展)の工芸部門に出品し入選している。
 黒沢さんは2年前、ステンレス製の折り鶴を制作し、東松山市の平和資料館に寄贈している。被爆地の職人が終戦の日に折り鶴を作っていたことを知ったのがきっかけだった。今回もメッセージ性のある作品を創造しようと考え、「いろんな金属を使って、自然の美しさや力強さ、共生の大切さを表現した」。
 嵐山町は比企丘陵の豊かな自然環境を生かし、国蝶オオムラサキの保護活動に取り組んでいる。作品のモチーフに重なることから10月に寄贈を申し出たところ、快諾された。黒沢さんは「作品を見てもらい、金属工芸や工業高校の魅力も感じてもらえたらうれしい」と話した。

 

=埼玉新聞2025年12月23日付け10面掲載=

 

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