駅利用客に啓発品を渡して交通事故防止を呼びかける一日春日部署長の渡辺結仁さん(右)=9日午後、春日部駅西口
県から交通事故防止特別対策地域に指定されている春日部市と管轄の春日部署は9日、春日部駅西口広場で交通死亡事故の撲滅を目指す決起大会を開いた。地元の私立春日部共栄高校生徒会長の2年生渡辺結仁(ゆうじん)さん(17)が一日春日部署長に委嘱され、事故防止を呼びかけた。
春日部市は昨年12月~今年2月の3カ月間の交通事故死者数が4人に上り、2月22日に岩谷一弘市長を本部長とする交通事故防止特別対策本部を設置。特別対策推進計画を策定して3カ月間、関係機関と連携して活動に取り組んでいる。決起大会はその一環で、市内の交通安全関係団体や市、春日部署などから約50人が参加した。
式典で渡辺さんは、交通事故防止のため自転車のヘルメット着用や横断歩道を渡る際のハンドサインの励行などを挙げ、「悲惨な交通事故をなくすためには一人一人の心がけが大切。皆さん、気持ちを一つにして取り組もう」と決意表明。指揮官車上からマイクで事故防止を呼びかけた後、同校の生徒7人と一緒に駅利用客らに啓発品の配布も行った。
=埼玉新聞2025年3月15日付け10面掲載=
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