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全国高校サッカー組み合わせ抽選 昌平の初戦は高知

昌平 8強の壁破れるか

 サッカーの第104回全国高校選手権(12月28日~来年1月12日・国立競技場ほか)の組み合わせ抽選会が17日、東京都内で行われた。埼玉代表で2大会ぶり7度目出場の昌平は、2大会連続20度目出場の高知と12月31日の2回戦(12時5分・NACK5スタジアム大宮)で対戦することが決まった。
 高知はU―18(18歳以下)プリンスリーグ四国に所属し、現在7位。高知大会では4試合を戦い、無失点を誇る。決勝では延長戦を制して頂点に立った。同じブロックには前回優勝の前橋育英、帝京長岡(新潟)など年代最高峰のプレミアリーグに所属する強豪が入った。伊藤隆寛主将は「全国の強豪と戦うのが楽しみ。埼玉代表として責任ある試合をする。優勝を目指す」と力を込めた。

 

相手対策に力尽くす

 2大会ぶりの出場となる昌平は2回戦から登場し、高知との対戦が決まった。同ブロックには前回王者の前橋育英や帝京長岡(新潟)などU―18プレミアリーグ勢も入った。主将の伊藤は「高知のことは分からない。これから動画を見る」とまずは高知対策に全力を尽くす。
 初戦で争う高知はプリンスリーグ四国に所属し現在7位。高知県大会は4試合を戦い、11得点無失点。高い守備力を持ち合わせ、準決勝は1―0、決勝では延長戦の末、1―0で競り勝ってきた。中盤を起点に仕掛け、相手の守備を崩したい。
 昌平の過去の最高成績は前回出場時を含む3度のベスト8。芦田監督は「簡単な試合にはならない。目の前の試合を大事に戦う。県大会では先にを取られた試合が2試合あった」と、開幕までの1カ月で守備の強化を図り、本番に備える。
 埼玉大会は、PK、延長戦を経験するなど3試合全てが接戦。勝負どころで底力を発揮してきた。伊藤は「相手は無失点で勝ち上がってきた。昌平の攻撃がどこまで通用するか楽しみ」と全国の舞台でも攻撃的なパスワークを披露する。

 

=埼玉新聞2025年11月18日付け1、7面掲載=

 

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