全国高校総合文化祭受賞者が県庁を表敬訪問

日吉亨教育長を表敬訪問した清水里紗さん（前列左から４人目）ら総合文化祭の受賞生徒＝２７日午後、県庁

　７月２９日～８月４日にかけて鹿児島県で行われた「第４７回全国高等学校総合文化祭」で、優秀な成績を収めた県立高校の生徒らが、県庁を訪れ日吉亨教育長に大会の報告を行った。
　訪問したのは、いずれも浦和第一女子高校の３年生で、書道部門で文化庁長官賞・奨励賞を受賞した清水里紗さん（１８）、小倉百人一首かるた部門読手コンクールの部で最優秀賞・全日本かるた協会会長賞を受賞した中邑日向子さん（１８）と、新聞部門で最優秀賞を受賞した松山高校新聞部部長の丸山陽叶さん（１８）と部員６人。
　清水さんは「文化庁長官賞を受賞することができ、大変うれしく思っている」と語り「はじめての全国大会で緊張もあったが、このような貴重な経験をすることができ、光栄に感じている」と報告。中邑さんは「１年生のころから出場を夢見ていた全国大会で、今までで一番楽しく読むことができた」として「（会場の見学者が）読みに興味を持ってくれたことがうれしかった」と喜びを語った。
　松山高校新聞部を代表して報告した丸山さんは「今回最優秀賞を受賞したので、この勢いをなくさずに、全国２連覇を目指して活動していきたい」と意気込んだ。

＝埼玉新聞２０２３年１１月２日付け２面掲載＝