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全国高校選抜囲碁 結果

渡辺さん(大宮)初優勝

春日部が団体4位

 第19回全国高等学校囲碁選抜大会(全国高校囲碁連盟、関西棋院等主催)が22~23日、大阪府東大阪市の大阪商業大学で行われ、男子個人戦で関東地区代表の渡辺彩登さん(大宮1年)が初優勝した。埼玉県勢の優勝は津田裕生さん(浦和)、中島光貴さん(春日部)、林隆羽さん(同)に続いて4人目。団体戦に出場した春日部は4位に入賞した。

全国高校選抜囲碁大会男子個人戦で初優勝した渡辺彩登さん=23日午後、大阪商業大学(提供写真)

 

 個人戦には全国各地区の代表16人が出場した。渡辺さんは2回戦で静岡代表に苦戦したものの逆転勝利した後、さらに3連勝と星を伸ばした。最終4回戦で清水拓哉さん(東京)との優勝決定戦に臨み、黒番中押し勝ちした。
 渡辺さんは「決勝戦は思い通りに打てました。関東大会決勝で敗れた相手にリベンジできた上、各地区のトップが集まるレベルの高い全国大会で優勝できてうれしい」と喜びを語った。今後の目標としては「既に出場権を得ている高校総合文化祭大会や、高校選手権でも頑張りたい」と新たな目標を見据えていた。
 初日に行われた団体戦には、関東地区予選を突破した春日部(横山蒼大さん、小山稜太さん、永井晶さん)と大宮(渡辺さん、坂本吉輝さん、田中秀麿さん、幸島勇さん)が出場。春日部は2回戦で秋田に敗れたものの、その後は勝ち続け4位に入賞した。大宮は2勝2敗で11位だった。個人では小山さん、渡辺さんが4連勝した。団体戦優勝は駒場東邦(東京)。

 

団体戦で4位入賞した春日部の(左から)永井晶さん、横山蒼大さん、小山稜太さん(提供写真)

 

=埼玉新聞2025年3月25日付け14面掲載=

 

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