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北関東高校陸上 あす開幕

 陸上の北関東高校大会は13日から4日間、栃木県のカンセキスタジアムとちぎなどで男女計41種目が実施される。各種目の上位6位(女子棒高跳び、三段跳び、ハンマー投げは4位、男子競歩は5位、男女混成種目は3位までと4~6位の全国記録上位5位)までが全国高校総体(7月25~29日・広島)に出場する。県勢の活躍が期待される種目を中心に展望した。

 

女子

棒高跳び 渡辺(大宮東)連覇狙う

 北関東でも好記録への期待が高まる棒高跳びの渡辺紗莱(大宮東)は2連覇を狙う。5月の県予選では3㍍95をマークして自身が持つ県高校記録を3㌢更新し、大会新記録で2連覇を達成。昨年から好記録を連発し、活躍が楽しみな存在だ。
 短距離種目は伊奈学園勢が有力。100㍍の田中里歩は県予選で向かい風1・5㍍の中、11秒88で2連覇した。200㍍を24秒44で制した高橋希心にも好記録が望める。県予選で大会新記録をマークした1600㍍リレーに加え、400㍍リレーも注目したい。
 投てき種目は砲丸投げの米川佳里奈(西武台)が14㍍12で県予選を2連覇した。北関東では3連覇が懸かる。県予選で48㍍66の大会新記録を樹立したやり投げの須永莉子(桶川)ら実力者からも目が離せない。

渡辺紗莱

田中里歩

米川佳里奈

 

男子

1500㍍ 根ケ山(埼玉栄)初Vへ

 注目は県予選1500㍍を3分56秒48で2連覇した埼玉栄の根ケ山蓮。800㍍も1分54秒98で制した実力者は終盤で抜群の加速力を備える。北関東で初の栄冠を目指すとともに、2年連続の全国高校総体出場に向けて弾みをつけたい。
 400㍍は渡辺幸輝(春日部)に注目。県予選は48秒14で自己ベストを塗り替え初優勝した。昨年9月の県高校新人大会でも頂点に立ち、好走が予想される。実力が拮抗(きっこう)し、県予選2位の野本翔太(上尾)も上位に入る可能性を秘めている。
 砲丸投げは15㍍24で県予選を初制覇した庄子高栄(西武台)が有力。昨年は2位で優勝を逃し雪辱に燃える。5000㍍の栗林凜太朗(花咲徳栄)、100㍍、200㍍の佐藤快衛(西武文理)ら注目選手がめじろ押しだ。

根ケ山蓮

 

渡辺幸輝

 

庄子高栄

 

=埼玉新聞2025年6月12日付け7面掲載=

 

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