生徒会、よさこい部、放送部、福祉部の生徒が中心に
約4カ月をかけて作成
奮闘する医療従事者に感謝の気持ちを伝えようと、私立山村国際高校(生徒数804人、中山達朗校長)の生徒たちがモザイクアートを作成した。完成した力作は現在、関越病院(鶴ケ島市脚折)の玄関ホールに飾られていて、多くの医療従事者の励みとなっている。
今回の取り組みは同校生徒会ボランティア活動の一環。新型コロナウイルスの感染拡大で日々、厳しい環境の中で県民の健康を守るために働
く医療従事者の姿を報道などで見聞きして、自分たちに何かできないかと模索してきた。
企画発案した生徒会役員を筆頭によさこい部、放送部、福祉部が中心となり、全校生徒で約4カ月をかけて制作。生徒や職員が一枚一枚心を込めて記入したメッセージカード、計1920枚を張り合わせていくと『感謝』の2文字が浮かび上がる、こん身の作品に仕上がった。
作成当時生徒会長だった釆原章太さん(3年)は「この取り組みを通して、医療従事者の方々が行う仕事内容への理解や自分たちができる感染症予防などについて再確認ができました」と力を込めた。
=埼玉新聞2022年2月25日付け23面掲載=
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