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叡明・三枝選手が加須市長訪問

「甲子園はいい思い出」

角田守良市長(右)に甲子園出場記念ボールを贈る叡明高校の三枝塁選手=10日午後、加須市役所

 

 夏の甲子園、第107回全国高校野球選手権大会に初出場した叡明高校(越谷市)の三枝塁選手(18)が10日、出身地加須市の角田守良市長を表敬訪問した。「甲子園は小さい頃からの目標。出場できて、いい思い出になった」と話した。
 三枝選手は加須市立三俣小学校4年生で野球を始めた。三俣タイガースを経て、昭和中学校では加須リトルシニアで活躍。「叡明で甲子園を目指したい」と選択した。叡明まで片道約1時間かけて通学する。叡明では7番、左翼手だった。
 身長180㌢、体重84㌔の恵まれた体格の左の強打者。存在感があった。甲子園では初戦で津田学園(三重)と対戦。延長十二回タイブレークの末、4―5でサヨナラ負けしたが、記憶に残る熱戦を展開した。集大成ともいえる夏だった。
 表敬訪問には父親の誠さん(49)も同席。「野球をやってほしいとの願いを込めて長男に『塁』の名前を付けた」と明かした。三枝選手は「叡明では仲間といい経験ができた。今後は大学に進み教員を目指したい」と新たな目標を話した。
 角田市長は「叡明に加須市出身の三枝選手がいると知ってうれしかった。三俣小も昭和中も関係者も、三枝選手の甲子園出場を誇りに思っている。まさに『希望の光』になっている」と話し、「今後も頑張ってほしい」とエールを送った。

 

=埼玉新聞2025年9月12日付け11面掲載=

 

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2015年に校名を「叡明高等学校」に変更し、校舎を越谷レイクタウンへ移し、男女共学校として生まれ変わりました。地域連携では毎年越谷市の阿波踊りに参加したり、「自主自立」を掲げる校風のもと、生徒自身が各種行事へ参画し、企画運営を行ったりと、校内は常に活気に溢れています。

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