ゴルフ 少年男子団体が3位
ゴルフ 少年男子団体で3位に入賞した埼玉の(左から)林田遼汰、松谷崇嗣、大郷喜一=武雄ゴルフ倶楽部
我慢強くコース攻略
高い団結力で我慢強く2日間を戦い抜いた埼玉がチーム合計429で3位に入った。2日目は小雨が降り続き視界が悪い中でもショット精度を重視して崩れなかった。熊谷妻沼西中の林田は「みんなでつかんだ結果。団体戦ならではの楽しさがあった」と喜びをかみしめた。
徹底したコースマネジメントでスコアをまとめた。3人の総合力が重要な団体では、それぞれが得意とするドライバーの飛距離を抑えて安定感を優先した。大郷(埼玉栄高)は「とにかくショットをフェアウエーに乗せる。アプローチやパターでカバーする狙い」と攻略法を語った。
大会前に同コースで2度のチーム練習を実施した。各ホールの攻め方や注意点を確認し、好結果につなげた。主将の松谷(埼玉栄高)は「お互いの力を信じられた。話し合いや意見交換を行ったことでチームの団結が強かった」と充実感をにじませた。
相撲少年個人 斎藤(埼玉栄)が4位
相撲 少年個人準々決勝 埼玉の斎藤忠剛(右)がニヤムオチル・トゥルボルド(新潟)を押し出しで破る=玄海町社会体育館
得意の突き押し 前へ
相撲の少年個人は埼玉栄高の斎藤が4位に入った。125㌔の体格を生かして高い推進力で前に出ると、得意の突き押し相撲で4勝した。「目標だった団体優勝を逃して吹っ切れた。うまく自分の相撲が取れたと思う」とうなずいた。
準決勝に敗れて臨んだ3位決定戦は相手に勢いよくぶつかり、一時は土俵際に追い詰めた。もう一押しに苦しむと「当たったあとに脇が空いてしまう悪い癖が出た」と右まわしを取られた。低い体勢で抵抗するも、最後は寄り切られた。
相撲を始めたのは2歳のとき。甲山親方(元幕内・大破)の次男で、兄は11月の九州場所から新十両となる若掟(埼玉栄高出)という相撲一家に生まれた。「来年は大相撲に行く。誰よりも努力して父を越えたい」と力を込めた。
相撲少年団体
雪辱果たせず5位
少年男子団体は埼玉栄高勢で臨んだ埼玉が5位だった。準々決勝で敗れた相手は全国高校総体と同じ鳥取城北高勢。夏の雪辱を果たせず山田監督は「勝負は流れ一つだから難しい。相手が一枚上手だった」と悔しさをにじませた。
好敵手相手にも平常心で戦った。先鋒(せんぽう)の斎藤が敗れると、相手を勢いに乗せて5本連取を許した。次鋒(じほう)の山田は「集中していたが力が足りなかった。栄で学んだメンタル面は今後も忘れない」と敗戦を糧にする。
=埼玉新聞2024年10月8日付け6面掲載=
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