25年間続く恒例行事
県立熊谷農業高校(梅澤仁校長)が所有する田んぼで、学校法人服部学園・ピノキオ幼稚園年長の園児26人が田植え体験をした。25年間続く恒例行事で園児たちはこの日を心待ちにしていたという。
指導に当たったのは生産技術科の3年生31人。前日の雨で水量が増した田んぼに園児1人と生徒2人ずつ組んで「冷たい」「足が抜けない」などと歓声を上げながら入った。
同幼稚園事務長の神山恵子さんは、「自然教育を目標としており、毎年、熊農生が優しく教えてくれてありがたい」と話す。3年生の大沢元さん(17)と大塚花恋さん(17)は、「子どもと関わるのは新鮮で楽しい。園児は素直でのみ込みも早いです。秋の収穫も楽しみ」とにっこり。長谷川彩乃さん(6)と山田碧君(5)は、「田んぼがぬるぬるして気持ちよかった。(稲が)大きく育ってほしい。このごはんを食べたい」と元気よく話していた。
=埼玉新聞2023年6月30日付け15面掲載=
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学校の特徴 ~学校からのメッセージ~
豊かな自然の中で、生徒たちが協力して「ものづくり」に励み、作る喜び、協力する喜び、完成する喜びを味わっています。部活動も運動部・文化部ともに盛んです。農業高校ならではの「農業クラブ活動」も活発に行っています。
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