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城西大の教授招きリーダー力醸成へ研修ー坂戸西高校

グループワークで相手に伝えることの難しさを知った部活動の代表者ら=坂戸市の県立坂戸西高校

 

 各部活動の主将や生徒会委員らにリーダーシップを身に付けてもらおうと、坂戸市の坂戸西高校(横瀬元応校長)は、城西大学経営学部マネジメント総合学科の柴沼真教授を招いてリーダーズ研修を行った。県教育局県立学校部高校教育指導課が行う高大接続授業の一環で、同校では2年連続の実施となる。 研修に参加したのは各部活動の代表生徒31人。今回は部活動が新チームとなるこの時期にどのようにリーダーシップを発揮できるか学生に考えてもらうため、リーダーとして意識しなくてはいけないことやリーダーのタイプ、必要な能力とは何かを講義で学習。その後のグループワークでは一人が目で見た情報を相手に伝え、聞いた人がそれを絵に描き残りの人に伝えていく作業を行った。作業を通して「自分が伝えること」と「相手に伝わること」が必ずしも一致しないことを知り、一致させるためには説明に具体性を持たせることや相手と密にコミュニケーションを取ることが大切だと学んだ。
 参加したバスケットボール部2年生の金丸太一さんは「今日学んだことを生かして、これからは『伝えたか』ではなく『相手に伝わったか』を意識していきたい」。水泳部2年生の上西ゆうなさんは「まずはみんなの意見を聞いて、納得いくように進めていきたい」と感想を話していた。

 

=埼玉新聞2024年8月8日付け15面掲載=

 

 

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学校の特徴 ~学校からのメッセージ2024~

本校は開校46周年を迎えた普通科単位制高校である。単位制によって生徒一人ひとりの進路希望に合わせた講座選択が可能であり、生徒の自己実現に繋がっている。また授業だけではなく行事や部活動も大変盛んである。「日本一の体育祭」を掲げる体育祭は、保護者の方々が1000人以上見に来られる程の本校の目玉の一つとなっている。部活動では令和4年度陸上競技部と弓道部が全国大会へ、水泳部が関東大会へ出場するなど多方面で活躍を見せている。

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