全校生徒に激励される全国大会に出場する各部活動の選手たち=8日午前、さいたま市西区の埼玉栄高校体育館
さいたま市西区の埼玉栄高校で8日、全国大会に出場する男女駅伝部、同バスケットボール部、フィギュアスケート部、バトン部、マーチングバンド部、アイスホッケー部の壮行会が行われた。
割れんばかりの拍手を送る約3千人の全校生徒が見守る中、選手たちが入場。各部活動ごとに壇上に並び、選手たちは監督、部長から一人ずつ紹介された。その後、応援団、吹奏楽部、コーラス部、チアリーディング部による激励で会場は盛り上がった。最後に選手を代表して男子駅伝部の佐藤大介主将が活躍を誓った。
壮行会後、各部の主将らが決意表明。男子駅伝部の佐藤主将は「全校で支えられていることを感じた。昨年も声援で勇気をもらった。今年は優勝を目指す」と語った。同バスケットボール部の伊東隼人主将は「こういう経験は初めてで、(埼玉)栄という大きな学校で祝ってもらい緊張した」と気を引き締めた。女子バスケットボール部の鹿又安結(あゆ)主将は「毎日厳しい練習の成果でやっとつかんだ全国で、学校代表、埼玉代表の思いを背負って出し切りたい」と意気込んだ。
男女駅伝部は全国高校駅伝(24日・京都)に男子が7年連続42度目、女子が2年ぶり26度目に出場する。同バスケットボール部は全国高校選手権(23~29日・東京体育館ほか)に男子が33大会ぶり5度目、女子が2大会連続8度目に出場。男子は23日の1回戦で高松工芸(香川)と対戦し、女子は同日の1回戦で足羽(福井)と顔を合わせる。フィギュアスケート部は全国高校総体(来年1月17~21日・茨城)に、アイスホッケー部は全国高校総体(来年1月20~23日・青森)に出場。バトン部はバトントワリング全国大会(9日・千葉)に、マーチングバンド部は全国大会(10日・さいたまスーパーアリーナ)に出場する。
=埼玉新聞2023年12月9日付け7面掲載=
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