熊谷工業高校3年生 協働事業で聖天山へ
県立熊谷工業高校の3年生8人が14日、防護柵を設置するため、熊谷市妻沼の妻沼聖天山などを現地見学した。
防護柵の設置予定場所で説明を受ける生徒たち=14日午後、熊谷市妻沼の妻沼聖天山
妻沼聖天山では市都市計画課が所管する「聖天山周辺地区景観形成事業」と「景観まちづくりプラン」に基づき、境内のコケ庭整備などに合わせて、同校3年生が防護柵の設置準備を進めている。妻沼地区の国登録有形文化財「坂田医院旧診療所」の周辺でもベンチを設置するなど、協働での事業が行われている。
同校の生徒が同事業を進めるのを前に、妻沼聖天山付近の文化や歴史を学んでもらおうと、現地見学会を実施することに。妻沼聖天山では市の担当者からの説明を受けながら、生徒たちは本殿をはじめ、貴惣門や四脚門などを見て回った。休憩スペースを設置予定の同診療所も見学した。
参加した黒沢巧海さん(18)は「できる限りの力を出して、この場所に合ったものを作りたい」と話していた。
=埼玉新聞2022年9月19日付け11面掲載=
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