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子育て施設で生徒ら食堂・学習支援-県立小川高校

町内の関係企業や団体の協力受け「みんなの食堂」スタッフと小川高校生徒が実施

 小川町子育て総合センター「ココット」でこのほど、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている家庭を支援する「『食』の応援プチフードパントリー」が行われた。

 

プチフードパントリーの会場とスタッフ、協力者=小川町子育て総合センター

 

 「みんなの食堂」のスタッフや県立小川高校生徒が実施、らんざん児童家庭支援センター、フードバンク東松山、JА埼玉中央小川農産物直売所、武蔵野銀行、町内の有機農家、郵便局、NPO、企業、医院らが協力した。
 対象は、児童扶養手当受給世帯など約200世帯。野菜やレトルト食品、米、肉、うどん、ジュース、菓子などの食料品のほか、皿、弁当箱、ティッシュペーパーなどの生活用品も提供された。3人暮らしの女性は「子どもがよく食べるので、だいぶ助かります」と話していた。
 この日は、相談コーナーも開設され、ボランティアの弁護士らが対応した。また、5月から毎月1回土曜日に「みんなの食堂」のスタッフと小川高校生徒が「食堂・学習支援」を行っている。対象は町立小川小学校の児童で、宿題やゲームなどをして、楽しいひと時を過ごしている。コロナ禍で「食堂」の代わりに旬の食材を使った手作り弁当を提供しているという。

=埼玉新聞2021年7月27日付け11面掲載=

 

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