小規模ながら大学合格実績は抜群 部活動による優遇も
5月31日、開智未来中学高等学校の「塾対象説明会」が行われ、約80名の学習塾の先生らが参加しました(翌6月1日には大宮ソニックシティでも開催)。
開智未来は埼玉県の北東部、加須市(北川辺)に位置し、8つのスクールバス路線で1都5県から生徒を集めています。
藤井剛校長から、探求、学び合い、ICT、英語など特徴ある教育が画像を駆使したスライドで紹介されました。募集広報担当者、英語科、数学科の担当者からの説明の後、吹奏楽顧問、硬式野球部顧問と続き、いずれも熱意溢れる説明が行われました。
令和5年度に導入した吹奏楽部特待に続き、6年度からは硬式野球部特待も新設。勉学と部活動の両方とも頑張る受験生を強く求めています。
生徒の昼休みを利用し、在校生5人のプレゼンも行われました。とくに高校生の英語によるプレゼンテーションは将来像などを交え、流暢で聞きやすいスピーチでした。
大学合格実績は、卒業生117人という小規模ながら、国公立30名、早慶上理30名、GMARCH53名、医学部医学科7名などで、およそ4人に1人は国公立へ進学しています。
6年度高校入試では、吹奏楽部、硬式野球部のほか、硬式テニス部、サッカー部、ダンス部、男子バドミントン部も入学後の部活動加入の強い意志があれば優遇されます。その他、英検・漢検・数検の準2級取得者、生徒会役員、特別活動の実績、その他顕著な活動のある受験生も優遇対象となります。
中学入試日程も公表されました。同じグループ内の開智所沢中等教育学校(仮称)が6年度開校しますが、1月の入試は開智中学校と同日入試で問題も同じ、2月入試は開智日本橋(東京)と同じ入試問題となることも公表されました。(文・宮崎文雄)
※このシリーズでは、塾の先生方はじめ教育関係者向けに開催された学校説明会についてレポートします(埼玉新聞社高校受験ナビ編集部)
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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学校の特徴 ~学校からのメッセージ~
2011年4月、開智中学・高等学校の「教育開発校」をコンセプトに開校しました。①探究活動・②英語発信力・③ICTを教育の柱として、「知性と人間をともに育てる」さまざまな取り組みを実践しています。特に「才能発見プログラム」は将来の進路を考え、大学進学にもつながる本格的な探究活動として、全生徒が真剣に取り組んでいます。
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