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宮代高校生と特別支援学校生徒らゲートボールで交流

若い競技者増へ県連盟

ゲートボールを楽しむ生徒ら

 

 県ゲートボール連盟は11月27日、宮代町東の県立宮代高校を訪れ、同校生徒と、同校内に設置されている県立春日部特別支援学校宮代分校の生徒らとゲートボールで交流した。同連盟の阿部有理事長は「高校生ぐらいの年齢だとゲートボールをやったことのない人がほとんどで、みんなが同じスタート地点。交流に最適」と目を細めた。
 同連盟から阿部理事長を含めた7人が講師として参加。「ボールをよく見てね」「第1ゲート通過!」と声が響く。生徒らはスティックを持ち、ボールがゲートを通過すると、うれしそうな表情を浮かべていた。
 交流は今年で3年目となり、若い世代のゲートボールの競技人口を増やそうと、阿部理事長が「全国大会もあるので高校でゲートボールを始めてみませんか」と地元の宮代高校に声をかけたことを縁に始まった。
 宮代分校1年生で生徒会副会長の平瀬新さんは、初めてゲートボールを体験し「みんなとコミュニケーションや声がけもできて気持ちが一つになれた」と充実感。宮代高校2年生で生徒会長の溝井創大さんは「ゲートボールは高齢者が行うスポーツというイメージがあった。ゲートにボールを入れるのが難しく、楽しかった」と笑顔で話した。
 同特別支援学校の四阿久修校長は「学校外部の方と楽しみながら、社会人としての立ち振る舞いも学ぶことができ、貴重な機会」と述べていた。 

 

=埼玉新聞2024年12月5日付け10面掲載=

 

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