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富士見 県警、中高生らと闇バイトの危険訴え

啓発品を配りながら闇バイトの危険性を呼びかける県立富士見高校の上田愛斗さんと東入間地区少年非行防止ボランティア連絡協議会の鈴木浩会長=ららぽーと富士見

 

 昨今、少年らが交流サイト(SNS)やネット掲示板や求人広告で「高収入」「短時間」などの甘い文言に誘われ闇バイトに応募し、特殊詐欺や強盗に手を染めるケースは珍しくない。少年が犯罪に加担したり、巻き込まれるのを防止しようと、県警少年課と東入間署は、富士見市の「ららぽーと富士見」店内でキャンペーンを実施した。
 活動には警察官のほか、県職員、ボランティア団体や中高生らが参加。買い物客に啓発品を配り、危険性や相談窓口の周知などを呼びかけた。
 闇バイトは身分証などの個人情報を押さえられるなどして辞めたくても脅され、逃げることができなくなる特徴がある。県立富士見高校1年で生徒会に所属する上田愛斗さん(16)は「仕事内容が細かく書かれていなかったり、不透明なものには応募しないようにしたい」と表情を引き締めた。東入間地区少年非行防止ボランティア連絡協議会の鈴木浩会長(63)は「SNSの普及などで犯罪は陰湿化し、非行少年の発見が難しくなったと感じる。少年の健全育成が第一。少しでも良い社会になれば」と思いを込めた。
 県警少年課少年サポートセンターの八木原努所長は「『申し込んでしまった』『誘われている』『脅されている』など困ったら警察に相談してほしい」と促した。

 

=埼玉新聞2024年2月27日付け10面掲載=

 

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