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少年の主張埼玉県大会 児童生徒15人が熱弁

 児童生徒が日頃の生活や暮らしを通じて考え、実践していることを発表する「少年の主張 埼玉県大会」(県、県教育委員会など主催、埼玉新聞社など協賛)が18日、さいたま市浦和区で開かれ、3万4214人の応募の中から選ばれた県内の小中学生、高校生の男女15人がそれぞれのテーマで熱弁した。

 

少年の主張埼玉県大会の出場者と審査員ら=18日、さいたま市浦和区

 

 児童生徒たちは社会問題への関心が高く、平和や命の尊さを訴えたり、環境問題や国際問題について提案したり、多様性を認め合ったり、他者と相互理解を深めるにはどのようにしたらよいのかなど、身近な生活に引き付けながら力強く主張した。
 審査は発表内容、表現力・発表態度の合計得点で行われ、各賞が決まった。最優秀賞(知事賞)は、小学生の部では「価値ある命」をテーマに発表した面来咲愛さん(三郷桜小6年)が受賞。中学生の部は、「その人らしさを大切に」と題し、ジェンダーについて言及しながら個性の大切さを主張した鎌形ひかりさん(草加谷塚中2年)が選ばれた。高校生・一般の部は、ロシアによるウクライナ侵攻を主題とし、「国際問題に対して高校生の私ができること」をテーマに訴えた中嶋美紀さん(筑波大付坂戸高3年)が獲得した。
 中学生の部で最優秀賞を受賞した鎌形さんは全国大会(11月24日・都内)に出場する。

 

=埼玉新聞2024年8月20日付け14面掲載=

 

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2023年4月、総合学科30期生が入学し、総合学科開設から30年が経ちました。普通教科と農業・工業・情報・課程・福祉・商業・国際などの多様な専門教科の中から、自身の興味関心や生き方に合わせて自分だけの時間割をつくって学習を進めていきます。また、3年間にわたる探究活動カリキュラムが充実しています。キーワードは主体性、多様性、協働、社会貢献など。普通科とは違った探究を軸にした3年間を君に。

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