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少年非行防止へ一丸 県警などボランティア大会

県警少年非行ボランティア大会で、大会宣言をする出席者ら=さいたま市浦和区の埼玉会館

 

 少年の非行防止や健全育成に向けて士気を高めようと、県警と県警少年非行防止ボランティア連絡協議会会員の少年指導委員らは、さいたま市浦和区の埼玉会館で、「県警少年非行防止ボランティア大会」を開催した。日頃の活動の紹介や活動に対する表彰などが行われた。
 同会には少年指導員ら300人が参加し、県警の野井祐一本部長や大野元裕知事も出席。野井本部長は昨年の少年の摘発人数が全国で2万9675人と前年比13・2%増だったのに対し、県内では1291人と1・6%増だったと紹介。「前年と同水準に抑えられている。日本の未来を守るためには行政と地域の密着が必要になる」とあいさつした。
 長年非行防止に貢献してきた少年指導員への表彰も行われた。同会の中島慎一会長は「最近は闇バイトによる特殊詐欺への加担など、少年を取り巻く環境が変化している。社会の変化とともにわれわれも変わっていかなければならない」と決意を新たにした。
 第2部では武蔵越生高校和太鼓部による演奏、少年課非行防止指導係「あおぞら」による非行防止教室も行われた。

 

=埼玉新聞2025年7月24日付け14面掲載=

 

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